全力で頼って甘えてくれてる様子が愛おしくてたまらない

紹介したご長寿猫の菊千代ちゃんは、「典型的な内弁慶なタイプのコ」だそう。動物病院に行くと震えてしまうけれど、家の中なら往診の先生が来ても堂々とした様子を見せているのだとか。雷が鳴っても平気だといいます。

そんな菊千代ちゃんは、若いころは気ままでツンとしていたそうですが、年を重ねるごとにどんどん甘えん坊さんに!
飼い主さんがキッチンで家事をしていたりすると、ベッドから「なんでいないのー!?」と大きな声で鳴いて呼ぶのだとか。マッサージやブラッシングも大好きで、毎日欠かさず行うほどだといいます。

毎日「可愛い」を更新していくという、菊千代ちゃん。昔のツンとした菊千代ちゃんももちろん可愛かったけれど、飼い主さんは今の菊千代ちゃんのことが愛しくてたまらないと話しています。
飼い主さん:
「シニアになってからは、いろいろな要求をしてくるようになりました。たとえば、お水が飲みたいときやゴハン皿を持ってきてほしいときに、私を見て『にゃーん』と鳴くんです。寝るときは必ず添い寝か抱っこで寝かせてほしいようで、一緒に寝たいとアピールしたりも。
菊ちゃんが全力で私を頼って甘えてくれてるのだなと思うと、愛しくてたまらなくなります」
もうすぐ21才になる菊千代ちゃんへの思い

20年という時間を菊千代ちゃんとともに過ごしてきた飼い主さん。もうすぐ21才になる菊千代ちゃんへ、今の思いをこう語っていました。
飼い主さん:
「菊ちゃんは、慢性腎臓病や検査しても原因のわからない食欲不振などの症状もあります。投薬や歯磨きなど、菊ちゃんにとって嫌なこともしなくてはならないので、その分甘えたいだけ甘えさせてあげたいと思っています。
可能な限り菊ちゃんの要求は叶えてあげて、日々穏やかに過ごせるようにこれからも努力していきたいです」
写真提供・取材協力/@y5_y5_sanさん/X(旧Twitter)
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年3月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。