「あっ、おかえり」過酷な運命をたどった保護猫、迎え入れ半月後のくつろぐ姿に「拍子抜けする」

• 半月ほど前に保護猫を迎え入れた飼い主さんが、帰宅後に目撃した光景。

  
  
  

  写真の猫は、X（旧Twitter）ユーザー@kabukinoranekoさんの愛猫・イブくんです。迎え入れから日が浅いですが、いい感じにリラックスしています。
  
  飼い主さん：
  「半年前に看取った先代猫のたにゃは、家に来てから目の前でくつろいだり、ゴハンを食べたりするまで時間がかかりました。なので、イブものんびり向き合っていこうと思っていました。
  
  ですが、この日家に帰宅して『ただいま～』と部屋へ入ると、ソファでゴロンとしてするイブがいたのです。しかも、『あ、おかえり』というような顔で僕を見てきたので、拍子抜けしてしまいました。『あらら、もう落ち着いたのね……』という感じです」
  
  飼い主さんがこの様子をSNSに投稿すると、1.4万人が「いいね」を押すほど話題になりました。（2025年3月19日時点）

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• 飼い主さんを喜ばせたリラックスする姿には続きが！

  
  
  

  冒頭のイブくんの様子には、続きがありました。
  
  飼い主さん：
  「ゴハンの準備をしていたら横からジーッと見てきて、そのまま僕の目の前でムシャムシャと食べ始めました。無防備な背中を見て、『うん、もう大丈夫かな』と思いました。でも、イブとの距離の取り方は先代猫のたにゃに教えてもらったことなので、早く落ち着いてくれたのはたにゃのおかげです」

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• 先代猫のたにゃくんがつないだ縁。迎え入れの経緯

  
  
  

  イブくんは保護猫。先代猫・たにゃくんのX（旧Twitter）に、イブくんの保護主からのメッセージが送られてきたことがキッカケで出会ったといいます。
  
  飼い主さん：
  「たにゃのアカウントを借りて、里親募集をお手伝いしたのが始まりです。お話しを聞くとしっぽの半分が壊死し、持病があるということもあって里親が見つかりにくいとのことでした。本当になかなか見つからず、一時保護した人の家にも先住猫がいるために長くは預かれない。ようやく決まりそうなシェルターはたくさんの犬がいる場所で、ストレスを考えたら『じゃあ、僕の家で！』となりました」

  大切な先代猫への思いと、新たに育むイブくんへの思い

  
  
  

  そんなイブくんとの出会いから1カ月ほどが経ち、現在の思いを飼い主さんに教えていただきました。
  
  飼い主さん：
  「たにゃを亡くしてから、もう新しいコは迎え入れないと思っていました。でも、なぜが自然な流れでイブがきました。僕にとってイブは、イブ。たにゃの生まれ変わりではなく、イブとして向き合っていきます。
  先代猫のたにゃには、たくさんのことを教えてもらいました。それをイブにささげることで、僕と、たにゃと、イブで生きていくことになるんじゃないかと思います」

  
  

  短期間でイブくんが家に慣れたのは、先代猫のたにゃくんのおかげだったようです。

  
  

  写真提供・取材協力／@kabukinoranekoさん／X（旧Twitter）
  取材・文／小崎華
  ※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年3月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。

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