夫に寄り添い、心を許したような表情をする保護子猫 お迎えして4カ月が経ったころの「変化」に歓喜!
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嬉しい瞬間をおさめた一枚にほっこり!
紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@m0n_gaさんが「夫に甘やかされてまた豚さんみたいになってるシャオ 『こいつ怖くないかも』って時の顔がたまらん可愛さ」と投稿していた写真。夫の膝の上に乗って甘えている愛猫・シャオくん(撮影時、生後推定8カ月)が写っています。
飼い主さんに話を聞くと、この写真は待望の瞬間をおさめていたのだとか。続きを読む -
シャオくんが夫に心を許したような瞬間を激写!
撮影当時は、シャオくんを保護して4カ月ほどが経ったころでした。飼い主さんの家には先住猫・もんがくん(取材時3才/愛称:もんくん)もいるため、飼い主さんは夫と分担しながら2匹のお世話をしていたのだとか。
一緒に暮らすにあたり、「先住猫のもんくんを優先する」と決めた飼い主さん夫婦。2匹が慣れるまでは、「夫がもんがくんの担当、飼い主さんがシャオくんの担当」と2チームに分かれて遊ぶことが多かったのだそうです。
そのためシャオくんはなかなか夫に懐かなかったそうですが、ついに待ちに待った瞬間が!飼い主さん:
「この写真は、シャオがとうとう夫に寄り添い、心を許したような表情をした瞬間を激写したものです。シャオはいつも遊んでいる私にばかりべったりで、夫との距離がなかなか縮まらない中でのこの一幕でしたので、すごく嬉しかったです。
あと、ブタさんみたいな変な顔をしているシャオが可愛くて。シャオが我が家に来たばかりのころに、先住のもんくんに初めてなめてもらったときも同じようなブタさん顔をしていたのを思い出して、余計に笑えました」続きを読む -
この出来事以降、シャオくんと夫の距離はグッと縮まったのだそう。今では飼い主さんとの差もほぼないくらい、「ふたりは仲良し」とのことです。
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野良猫だったシャオくんとの出会い
シャオくんは、2024年の春に飼い主さん宅の近所で生まれた野良の子猫でした。飼い主さんは、5月中旬に小さな母猫が5匹の子猫を連れているのを見かけますが、1カ月後に再度目撃したときは、子猫はシャオくん1匹だけになっていたのだとか。
痩せた親子猫を心配した飼い主さんは、健康状態が整い次第「TNR」を試みようと少しずつ準備を始めたといいます。しかし、7月下旬に母猫がシャオくんを威嚇する様子を見た飼い主さんは、子離れが近いことを察します。「子離れするとき、母猫は自分の縄張りから子猫を追い出してしまう」と聞いた飼い主さんは、無事にTNRできるか不安に思ったようです。
ちょうどそのころ、友人から「猫を飼いたいという親戚がいる」と声をかけてもらったことをきっかけに、飼い主さんは8月上旬に急遽シャオくんを保護することにしたのでした。
それから保護したシャオくんを友人宅に預けたそうですが、その際にこんな出来事があったそうです。続きを読む -
飼い主さん:
「シャオを動物病院へ連れていき、血液検査とワクチンを済ませてから友人宅に預けたのですが、その日の夜に『子猫が吐いた、どうしよう』と連絡があって。友人は猫飼育経験がなかったため、落ち着くまでシャオを我が家で預かることになったんです。
シャオを一時預かりした際に、先住猫のもんくんと相性がよかったことや、これまでの経緯から情が湧いてしまったこともあり、友人に『我が家でお迎えしたい』と伝えました。友人には申し訳なかったのですが、『子猫ちゃんが幸せならそれが一番』と温かい言葉をいただきました。
今回は友人のおかげで踏み切れた保護となったので、友人には大変感謝しています」続きを読む -
シャオくんってどんなコ?
こうして、飼い主さん夫婦の家で暮らすことになったシャオくん。とても甘えん坊で、人も猫も大好きといった様子なのだとか。
今の時期は寒いからなのか、「いつでも人に引っ付いてくるし、何をするにももんくんの後を追いかけてばかり」だといいます。そんなシャオくんはまだ子猫ということもあり、もんがくんによくちょっかいを出しているそう。しつこくしすぎてもんがくんに怒られていることがよくあるそうですが、微笑ましい光景も見られるようです。
飼い主さん:
「日中のお留守番のときは、毎回2匹一緒にコタツに入って仲良くしているので、相性は悪くないかなと思います。『シャオがおとなになって落ち着いたら、またもっと良い方向に変わるかな?』と、少し期待しています」続きを読む -
シャオくんともんがくんは「世界一大切な家族」
シャオくんを新たに家族に迎え、賑やかな毎日を過ごしている飼い主さん夫婦。毎日「可愛さ」で溢れているそうですが、楽しいことばかりではなく多頭飼育の難しさも痛感しているとのこと。
たとえば、愛猫たちの体調管理も「『どっちのオシッコ? ウンチ?』と判別が難しく、難易度が爆上がりします」と飼い主さん。もちろん、シャオくんをお迎えする際にさまざまな覚悟をしたそうですが、実際には大変なことも多いと感じているそうです。飼い主さん:
「2匹同時にお迎えではなく、先住ちゃんと新入りちゃんがいる状況というのは、本当に難しいと思います。そのコたちの相性ももちろんですが、先住ちゃんへのストレスも半端ないです。
今回もんくんは、お迎え後に初めて体調を崩して膀胱炎になってしまいました。もんくんに配慮しているつもりでしたが、遊んでいるとシャオが来てオモチャを横取りするので、もんくんが遠慮する場面もあって。もんくんには申し訳なかったです」多頭飼いの難しさを感じつつも、多頭飼いをしていなければわからなかったことも。シャオくんのおかげで、もんがくんの魅力を再認識することができたそうです。
飼い主さん:
「シャオが寂しそうに鳴いているところへもんくんが駆けつけていく姿を見ていると、あらためてもんくんの優しさを感じることができました。2匹が仲良く寄り添って眠っている姿を見ると癒されます」シャオくんともんがくんについて、「どちらも私にとっては世界一大切な家族」と話す飼い主さん。「1日でも長く、元気にみんなで一緒に暮らしていけたらいいなと願うばかりです」と、2匹との今後について語っていました。
写真提供・取材協力/@m0n_gaさん/X(旧Twitter)
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年1月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。続きを読む - 記事一覧に戻る