カラスに連れ去られた野良の子猫を保護→心配な時期を乗り越え、生後8カ月には見違えるほどたくましく成長！

• 危ない状況を保護された子猫の現在は……。

  
  
  

  紹介するのは、X（旧Twitter）ユーザー@chocosan_yorimeさんの愛猫・くまちゃん（取材時、生後推定8カ月）のエピソード。くまちゃんは、飼い主さんが保護したコでした。
  
  飼い主さんに話を聞くと、くまちゃんとの出会いがあと少しでも遅かったら、くまちゃんは命を落としていたかもしれないといいます。

  
  

  飼い主さん：
  「くまと出会ったのは、2024年4月30日。隣家に野良の子猫が複数匹住み着いていたのですが、自宅の前面道路の交通量が多いこともあって普段から気にかけていたんです。
  
  いつもは玄関からたまに隣家の子猫たちの様子を見るという程度でしたが、この日はいつもより注意深く様子を見ていて。というのも、子猫が目ヤニで目が閉じて見えない状態でも動いていたので、危ないと思ったんです。
  
  お昼過ぎに玄関のドアを開けて外に出てみると、カラスが子猫をつついており、そのままくわえて飛び去るシーンに遭遇して。カラスに連れて行かれた子猫が、くまでした」

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  衝撃の光景を目にした飼い主さんは、走ってカラスを追いかけたそう。すると、カラスは1～2メートルくらいの高さからくまちゃんを離したのだとか。
  
  急いでくまちゃんのもとに駆け寄ると、大きな外傷は見られなかったそうですが、口から出血が。飼い主さんはくまちゃんをそのまま保護し、動物病院に連れて行ったのでした。

  
  

  飼い主さん：
  「病院に着くころには口からの出血もなく、とくに問題ないということで帰宅できることになりましたが、くまは重度の猫風邪で目が開かず、ミルクも自分で飲めずに弱っている状態でした。
  
  このまま住み着いている隣家に戻すのはかなり危ないと思い、住人に事情を説明してそのまま我が家で引き取ることになったんです」

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• お迎え当初は心配なこともあったけれど、くまちゃんはスクスクと成長！

  
  
  

  こうして、飼い主さんは子猫のくまちゃんを家族に迎えました。お迎え当時のくまちゃんの体重は220gでかなり小さく、食欲がないせいか、なかなか体重が増えなかったのだとか。

  
  
  

  心配な時期を過ごしていたくまちゃんですが、飼い主さんの献身的なお世話により少しずつ回復。猫風邪がよくなると、目がぱっちりと開くように！　可愛らしい“タレ目”をしていることがわかったといいます。

  
  
  

  そんなくまちゃんは、夏が過ぎるころになると体がかなり大きくなっていたそう。生後8カ月（取材時）になった現在は体重が3kgまでに増えたといい、いつの間にか立派に成長していたといいます。

  
  
  

  「フレンドリーで誰にでも愛されるキャラクター」だというくまちゃんについて、飼い主さんはこんなエピソードを話しています。

  
  

  飼い主さん：
  「甘えるときにふみふみしてくるのですが、飼い主の膝の上や、寝ている飼い主の胸の上でもふみふみしてくるところがとても可愛いです。先住猫たちとも上手に遊べるし、初対面の人にも人見知りせずになでられに行ったりと、懐っこいコです。
  
  また、避妊手術後から食欲が倍増し、目立つようなイタズラをしたりと、やんちゃっぷりを見せています。ただ、足が短いせいかよくジャンプを失敗していたりと、結構“ドジっ子”でもあるようです（笑）」
  

  くまちゃんの成長を見守りながら今思うことは

  
  
  

  危ない状況だったところを保護されたくまちゃんは、現在も飼い主さんのもとでのびのびと成長しています。毎日愛らしい姿を見せてくれるくまちゃんへ、飼い主さんはこんな思いを語っています。

  
  

  飼い主さん：
  「くまはドジっ子でふわふわしていて愛らしくて、見ているといつもニヤニヤしてしまいます（笑）　現在食欲がすごいので太りすぎないように気をつけながら、成長を見守りたいと思います」

  
  

  写真提供・取材協力／@chocosan_yorimeさん／X（旧Twitter）
  @chu_kenhacchanさん／X（旧Twitter）
  取材・文／雨宮カイ
  ※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年12月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
  

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