【獣医師解説】猫が嫌なお世話でもおとなしく受けるのはどんな人?

ここからは、猫が嫌いなお世話でもおとなしく受ける人・受けない人の基準や、猫におとなしくお世話を受けてもらうコツについて、ねこのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に解説していただきます。
――家族のなかで、猫が嫌いなお世話でもおとなしく受けてくれる人・受けてくれない人がいるのはどうしてでしょうか?
原先生:
「猫が嫌いなお世話でも嫌がらず受けるか受けないかは、猫の個体差やその人との関係性に依存しています。信頼できる人に対してはおとなしくなりやすく、ストレスを感じる人には警戒心を示すことがあります」
――猫におとなしくお世話を受けてもらうためには、どんなことに気をつければいいのでしょうか?
原先生:
「猫のペースにあわせてやさしく接し、ストレスを与えないことが重要です。とくに、触れ方や声のトーンを穏やかにし、1回のお世話の時間は短く、一気に全部をやろうとしないことがコツかと思います」
愛猫のお世話をしようとすると嫌がられたり、暴れられたりしてしまうと感じる人は、お世話のやり方や愛猫に対する接し方を、一度見直してみるといいかもしれませんね。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・原駿太朗先生)
取材・文/宮下早希
※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
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※記事の内容は2025年3月時点の情報です。