【調査】猫が必ず反応する「魔法の言葉」とは? 「ゴハン」「オヤツ」などの定番以外の言葉も

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猫に言うと必ず反応するという「魔法の言葉」はありますか?
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【調査】愛猫が必ず反応する「魔法の言葉」はある?
今回ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、飼い主さん258名に「愛猫が必ず反応する『魔法の言葉』があるか」をアンケート調査しました。すると、飼い主さんの75%が「魔法の言葉がある」と回答する結果に。
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【体験談】猫が必ず反応する「魔法の言葉」とは?
実際に、猫はどのような言葉を聞くと反応することが多いのでしょうか。飼い主さんたちに、愛猫が必ず反応する魔法の言葉についてエピソードを聞きました。
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『ゴハン』『オヤツ』
- 「『ゴハン』と言うと耳がピンと立って、熱視線がきます。その後、ゴハンの保存場所あたりを歩くと、近くに走り寄ってきて、ウロウロしながら鳴き始めます」
- 「『ゴハン食べる?』と言うと、必ずこちらのほうを振り返り、シャキッと黒目がちな目で見つめてきます」
- 「『ゴハン』と『オヤツ』はしっかり理解しているようです。たまたま会話の中で『ゴハン』と言ってしまうと、給餌器までダッシュしてしまいます」
- 「離れたところにいても名前を呼びながら『オヤツ食べる?』と言うと、嬉しそうにかけ寄ってきます」
- 「『ゴハン食べる?』と言うとウトウト寝ていてもムクっと起きてきて、足にスリスリしてきます」
- 「『おやちゅ!』と言うと『ワン!!』って鳴いて喜びを爆発させます」
- 「やはり『ゴハン』と『カリカリ』です。カリカリは投げてもらって食べるのが好きなので、『カリカリ?』と聞くとキラキラした瞳で見てゴロゴロ言いながら投げるのを待機します」
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『ちゅ〜る』
- 「『ちゅ〜るにしよっか』で、足元に集合します。『コロンして』で、お腹を見せて転がってくれます。お腹ナデナデタイムです。あと、『それはダメだよ』も理解してます」
- 「『ちゅ〜る』の言葉はどこにいても走ってきます」
- 「冷蔵庫を開けて、『ちゅ〜る?』と言って猫のほうを見たとき」
- 「『CIAOちゅ〜る』の歌を歌うと、歌い出したらすぐ反応しています!」
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『食べる』
- 「『食べる~⤴』と言って猫ちゃんを見ると、必ず舌を出してピチャピチャと舌なめずりをします」
- 「『おいしいの食べる人〜!』と言うと、走って寄ってきます。魔法の言葉です」
- 「『ゴハン』『オヤツ』『食べる』。食べ物に関するものには反応がいいです」
- 「『ゴハンだよー!』でも反応はしますが、『おいしいおいしい食べるよー!』はものすごい勢いで走ってきます」
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『かわいい』『いい子』
- 「『かわいいねー』と言うと、短いしっぽをいつもぶるんぶるん振ります」
- 「『かわいいね~!』です。声掛けすると、んにゃ~と鳴きながら近くへ来て、頭ゴツンやスリスリしたり、見つめてくれたりします」
- 「『かわいい』『おりこうさん』などの褒め言葉に弱いです。機嫌の悪いときに『かわいいね』と言うと、機嫌を直して甘えてきます」
- 「『ゴハンだよ』『抱っこ』『抱っこする』『かわいい』『いい子だね』」
- 「『いい子ね』」
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『おいで』『遊ぶ』『抱っこする』
- 「どんなに不機嫌でも『おいで』の一言で甘えてきます」
- 「留守番や眠くなったときなどによく文句を言うので、『抱っこする?』と言って抱っこすると機嫌が直る」
- 「『遊ぶ?』と言うと『ニャア』と返事をして走って、おもちゃのある戸棚の前に行きます」
- 「いつのまにか『遊ぶ』という言葉を覚えたようで、『遊ぶ?』と声をかけるとバッとこっちを見て、期待に満ちた顔をします」
- 「『おいでー』『スプーン』『かつお』です。スプーンとかつおはオヤツの商品名。ちゅ〜るより好きです。『おいでー』はゴハンやオヤツをあげるときの声掛けです」
- 「『おいで』が一番反応します。名前を呼んでもこっちを見るだけですが、『おいで』と言うとテトテト寄ってきます」
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自分の名前や飼い主さんの名前
- 「名前を呼ばれると必ず反応」
- 「魔法の言葉かどうかわかりませんが、名前を呼べば必ず何かしらの反応はしてくれます。ほとんどが鳴いてお返事ですが、面倒なときは振り返ったりしっぽで反応はしてくれます」
- 「猫の名前を呼ぶと眠そうでもしっぽを振る」
- 「名前です。眠いとき以外は、呼ぶとしっぽを立ててそばにきます(眠いときはしっぽで返事されます…)」
- 「『パパ帰ってきたよ』って言うと玄関前に2匹並びます」
『ブラシ』『ブラッシング』
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- 「『ブラシ!』と言うと目が輝き寝ていてもダーッと来る」
- 「『ブラシ』というと頭を差し出すように飛んでくる」
- 「『マッサージしよ〜』と『ブラッシングしよ〜』です! 2階にいてもこの言葉を言うと走って降りてきます。この2つの最中はゴロゴロです(笑)」
ほかにも、魔法の言葉はたくさん!
- 「『あかん!!』と言うと、バタンと寝転びます(笑)」
- 「『草!』と言うと、いたずら中でも手を止めてすぐに走ってきます。『草=猫草』のことです。数本摘んでオヤツにあげています」
- 「『ねんね』と言いながらお腹マッサージすると、必ず目をとろんとさせて寝に入ります。言わずにマッサージしていると気持ちよさそうにはしますが、寝るというほどでなく即効性は感じられないのですが、言うとその気になるのかな(笑)」
- 「『かつぶっちー(かつおぶし)』。カリカリのゴハンだけでは不満そうなとき、『かつぶっちー?』というと、冷蔵庫の前に座って出すのを待っています。ご機嫌なときはにゃ~と返事をします」
- 「『虫!』と声をかけるとすごい勢いで走ってくる」
- 「『おまたせ!』。いつも料理してると近くでずっと鳴いていて、それでも構ってもらえないとどこかへプイッと行ってしまいます。終わって、『おまたせー!』と大きな声で言うと、鳴きながら走ってきます」
- 「昨年体調を崩してゴハンを食べなくなったとき、なんとか食べさせようとなでたり歌ったりして機嫌をとった結果、『とんとんとん』と言うと返事をして、ゴハンのところに行くようになりました。さらに、ゴハンを食べるときに要求するようになってしまい、ちょっと困ってます」
- 「『モフモフ』という言葉。我が家では愛猫をブラッシングするときに使う言葉。嫌いだったブラッシングを少しずつ慣れさせながら、この言葉を教えたところ覚えました。毎日朝夕必ずするので覚えたと思います。また、朝夕以外にしてほしいとき、足元に来てお座りをして鳴き、『モフモフ』と言うと喜んで鳴き、反応します」
【獣医師解説】猫が反応しやすい魔法の言葉の特徴とは?
アンケート調査の結果、猫たちにはたくさんの魔法の言葉があるようです。猫が反応しやすい言葉には、どのような傾向が見られるのでしょうか。
ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生が解説します。岡本先生:
「飼い主さんが話す言葉で、猫が必ず反応してしまう魔法の言葉には、下記のようなものがあるでしょう。
・『ゴハン』『オヤツ』『遊ぼう』『おいで』などの“自分にとって嬉しくてメリットのある言葉”
・『いいコ』『かわいい』『名前』など“普段からよく聞く言葉”
特定の言葉が本人にとって良い記憶と結びついていたり、繰り返し学習して覚えた言葉は、よく反応してくれると思います。
とくに飼い主さんとのコミュニケーションが好きな猫、甘えん坊な猫、食欲旺盛な猫は、人の言葉を覚えやすかったり、言葉を理解して反応するような傾向が見られるでしょう」(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
ねこのきもちWEB MAGAZINE『猫が必ず反応する魔法の言葉に関するアンケート』
※飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真は「ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2025年4月時点の情報です。
取材・文/柴田おまめ続きを読む - 記事一覧に戻る