【獣医師解説】猫に毛布は必要?与える際の注意点は?
では実際のところ、猫に毛布は必要なのでしょうか? ここからは、猫に毛布を与える必要性や与えるときの注意点などについて、ねこのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に解説していただきます。
――毛布などの防寒グッズは、猫にとって必要なのでしょうか?
原先生:
「猫は本能的に暖かく安全な場所を求めます。毛布は保温性が高く、猫に安心感を与えるため、重要な防寒グッズといえるでしょう。とくにシニア猫や子猫、体調の悪い猫は体温調節機能が低くなっているので、必要不可欠といってもよいと思います」
――猫に毛布を与えないほうがよいケースはありますか?
原先生:
「毛布を噛んだり吸ったりする“ウールサッキング”が激しい場合は、誤食の要因にもなりかねないので、使用は控えたほうがよいかもしれません」
――猫に毛布を与える際の注意点を教えてください。
原先生:
「毛布は定期的に洗濯し、清潔に保つようにしましょう。また、毛布に爪がひっかからないよう、猫の爪は適切に切っておくことも大切です」
愛猫の様子に応じて毛布などの防寒グッズを取り入れ、寒い冬を少しでも快適にしてあげたいですね。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・原駿太朗先生)
取材・文/長谷部サチ
※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※一部写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
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※記事の内容は2024年11月時点の情報です。